知識の伝達から協働へ

従来の研究では、研究者から市民へ一方的に提案する形のものが一般的でした(下図、左上)。避難研究においても、研究者が市民に馴染みの少ないシミュレーションというツールを使って、避難計画や誘導案を提案していました(下図、左下)。

一方で、新しい公共や市民参画の重要性が高まりを見せ、研究においても、市民と研究者が協働することの重要性が指摘されています(下図、右上)。

市民が考えた避難計画をシミュレーションがその場で評価を行い、より良い避難計画を考えるゲーミング型避難計画の策定を提案しました(下図、右下)。

手法の流れ

実践の様子

参加者の声

「ディスカッションだけでは細かな点まで予測できないから、専門的な手法だと感じた」

「コンピュータを使ったシミュレーションを見ることにより、現実味がわき対策をする気になった」

「具体的な数値が出ていたから、本物の避難計画を作成していると感じた」

「データ分析や解釈が難しかった 」

以上のように、研究者が使うシミュレーションと、防災の主役である市民が協働する形を提案しています。