あなたの提案を、顧客に採用してもらうためには、「心を動かす表現力やコミュニケーション力」が最も重要です。
そして、そのために必要なのは、データや証拠に基づいた分析でも、簡潔に物事を伝えられる話術でもありません。相手の感情を刺激して、行動を促すことです。
城西大学 現代政策学部 酒井ソフォモアセミナー(2年生対象の少人数クラス)では「WHY(なぜ)」から考え、本質を見抜き、相手の心を揺さぶる提案力を身につけます。「心を動かす表現力が大切だ!」と共感した方!ぜひ来てください。
なぜ、感情が大切なのか?
なぜ、感情を刺激することが重要なのでしょうか?
感情を刺激されて行動した僕の体験談を2つ紹介します。
事例1:映画
僕が中学生の頃、リングというホラー映画が大流行しました。その映画を見た友達や親戚は皆口々に、「絶対に見ない方がいい。めっちゃ怖いよ。」と言っていました。
ホラー映画が大嫌いな僕でしたが、この映画、見たんですよ。
なぜかって、「見ない方がいい」と言われたら、見たくなりませんか?
開けてはダメと言われたら開けてしまうし、触ってはダメと言われたら触りたくなる。人間はそういう非合理的な生き物ですよね。
だから「見ない方がいい。めっちゃ怖いよ。」と言われても、「そんなこと言われたら逆に見たい」という感情が刺激されて、見たわけです。
事例2:絵本
これは1年前の話です。実家の大掃除の際に、幼稚園の頃によく読んでもらっていた絵本が出てきました。父親に「もうボロボロだし、誰も読まないから、捨てといて!」と言われたので、捨てようと思いながら、パラパラっとページをめくりました。
読み終わって、僕はその本を捨てないことにしました。そして、今住んでいる家に持って帰り、大切に保管しています。
さて、なぜ、僕はその本を捨てなかったのでしょう?
- その絵本の内容が素晴らしかったから
- お話としての価値が高かったから
- 絵がとても良かったから
いいえ、そんな理由ではありません。
母親が読み聞かせをしてくれた昔のことを思い出したからです。今、その母は、病気で声が出ません。もう読み聞かせをしてくれることはありません。この絵本を捨てると、母親との思い出や母の声を捨てるような気がして、捨てられなかったのです。
母親との思い出が、僕の感情を刺激し、捨てないという行動をとったわけです。

ね!感情は、とても重要ということがわかりましたか?
僕たちは、共感したり、同情したり、怒ったりと、これら感情の結果、行動していることが多いのです。
次は、酒井ソフォモアセミナーを簡単に紹介します。
酒井ソフォモアセミナーの基本情報

担当は僕・酒井宏平(研究分野:社会システム工学、防災工学)です。
前期:ゴールデンサークルとPR動画作成・文書作成・ブックレビュー
「心を揺さぶる」ことは、そんなに簡単なことではありません。1日でマスターできるようなものではありません。
前期は、ゴールデンサークルというサイモン・シネックが発見した理論を学びます。また、前期前半はゴールデンサークル理論を使ったPR動画作成グループワークに挑戦してもらいます。

スマホで撮影して、アプリ・CapCutで編集しますので、特別な機材やスキルは不要です。ネットに公開しないので、思う存分に作りたいものを作ってください。
前期後半は、文章作成に注力します。具体的には以下のことをします(前期後半は個人作業の割合が少し増えます)。
- 説得力あるコラムの書き方
- 読みたくなる魅力的なブックレビューの書き方
- 思わず見たくなる映画レビューの書き方
文章で作成したものをもとに、グループでパワーポイントを作成して、発表もしてもらいます。
後期:ストーリープレゼン
心揺さぶるPR動画を作れるようになっても、PR動画はたかだか15秒〜1分です。
しかし、社会に出ると、5分から20分くらいのプレゼン(発表)をする機会の方が圧倒的に多いです。
そこで、「心を揺さぶる」方法であるストーリーテリングとプレゼンを合わせた、ストーリープレゼンの手法を学びます。
いきなりストーリープレゼンはできないので、まずは研究のプロセスをグループワークでやります。そのグループ研究の内容をストーリープレゼンに埋め込んで発表します。何事にも型があります。発表にも型があります。

具体例や演習を何度もやります。人の心を動かすためには準備しかありません。準備が1番大事です。
後期にやることは以下の通りです(後期は全てグループワークです)。
- リサーチクエスチョンと仮説作り
- アンケート質問文の作成
- 文献管理ソフトの使い方
- エクセルを使った分析
- 分析結果をもとにストーリープレゼンの枠組みで資料を作る
- ストーリープレゼンを発表!
後期はミニイベントも実施
後期は、ハロウィーンパーティとクリスマスパーティーも実施します。
ハロウィーンパーティーは、お菓子を取り合うゲームを実施。
クリスマスパーティでは、ビンゴゲーム大会を実施します。

2022年のクリスマスパーティの1番良い景品は、ディズニーリゾートペアチケットでした。
酒井ソフォモアセミナーの特長
学生同士の仲の良さが大切です
「常に高いパフォーマンスを発揮するグループに共通することは、お互いを信頼し合っていることです」
つまり、悩みの相談ができるくらいに仲良くなることは非常に重要です。
酒井ソフォモアセミナーでは、グループワークが非常に多いです。そこで、仲良くなるために、アイスブレイクを数多く実施します。
アイスブレイク(アイスブレーク)とは、人と人のわだかまりを解いたり、話し合うきっかけをつくるためのちょっとしたゲームやクイズ、運動などのことです。
ソフォモアセミナーの学生同士で仲良くなりたい人、一生の友だちを見つけたい人、そういう方を求めています。
人数・構成
2022年度のソフォモアセミナーの人数は16名です。
専攻別に見ると・・・
- 公共政策専攻:7名
- ビジネス法務専攻:6名
- 地域イノベーション専攻:3名

心揺さぶる提案力は、どの専攻の学生にも必要です。どの専攻の学生もウェルカムです!
年間スケジュール
前期
- 4月:ゴールデンサークルを理解する演習
- 5月:4名1グループでお菓子のPR動画撮影、編集、上映
- 6月:コラム演習、ミニイベント
- 7月:ブックレビュー演習
- 夏休みの課題:映画レビュー演習

前期も後期も、グループワークをガッツリします!
より多くの学生と深く関わることが可能です。
後期
- 10月:リサーチクエスチョンと仮説、ハロウィンパーティ
- 11月:アンケート調査と分析
- 12月:文献管理ソフトの使い方、ストーリープレゼン、クリスマスパーティ
- 1月:グループワーク発表

PR動画作成やストーリープレゼンだけでなく、文献の探し方、データの見方など大学生活で必要な研究スキルも並行して学びます。
最後に
ソフォモアセミナーの内容は2022年から刷新した内容です。大学では論理的な分析や文章の書き方を教えてくれますが、感情に響かせる方法や行動を促す手法については教えてくれません。
だから、酒井ソフォモアセミナーでは、それが学べるように内容を刷新しました。
このセミナーでの学びは、ビジネスパーソンになっても、フリーランスになっても、副業でも、必ず役立ちます。共感した方は、ぜひ酒井ソフォモアセミナーにお越しください。